さきほどツイッターの方でこのようなツイートを拝見しました。
92年〜95年生まれのオタクって、小学生の頃はFLASH黄金時代で、中学時代はニコニコ動画の全盛期で、インターネットの一番面白い時代を見て育ってきた世代だと思う。 pic.twitter.com/7IHU27cAb2— 橋本ゆの (@riko3_) 2017年10月2日
大体は間違ってないですがリアルタイムで過ごした身としては
FLASH黄金時代=FLASH1強みたいな風潮に異議ありなわけですよ。
というわけで覚えてる限り当時のネット情勢を書き連ねてみようと思います。
自分がネット始めたのは2000年ぐらいからですが
当時はテキストサイトとニュースサイトが一番盛んでした。
次点でFLASHや創作系が人気だった気がします。
他にも箱庭諸島とかSOLDOUTのようなCGIゲームも結構盛んでした。
まずテキストサイトの話になるんですが
テキストサイトと言っても形態が二種類ありまして
①バーチャルネットアイドルを使ったサイト
②普通のテキストサイト
この2つが主流でした。
バーチャルネットアイドルとは今で言う初音ミクみたいなもので
ネット上のアイドルが文章を書いているという設定でサイト更新を行ってました。
主なサイトとしてはちゆ12歳やエルエルなどが有名どころでした。
普通のテキストサイトとは文字通りテキストをおかしく書くだけのサイトです。
当時はネット自体が新鮮だったので文章書くだけでも流行ったんですよねぇ。
主なサイトとしてはLOGIC&MATRIX、侍魂などが有名どころでした。
次はニュースサイトですが
ニュースサイトとは文字通りニュースを載せるだけのサイトです。
といっても大半はオタク系ニュースばかりでしたが…。
(普通のニュースはヤフーみたいな大手が載せてたので。)
主なサイトとしてはカトゆー家断絶、かーずSP、ゴルゴ31が
有名どころでした(かーずSPは今も更新してますが)
他には駿河電力スク水JPやSTARLIGHTPARADAなどありました。
さてようやくFLASHと創作サイトの話ですが
FLASHと言えばやはりイイ!アクセスですね。
FLASHの紹介サイトという位置づけではあそこが一番有名でした。
ちなみに当時の有名だったFLASHと言えば
楽しい国語、千葉滋賀佐賀、なつみSTEP、num1000…etcですね。
ココらへんは挙げるときりがないのでやめときます。
最後に創作サイトですが
実は創作サイト自体はあまり知名度はありませんでした。
しかしCG定点観測と萌駅という今で言うとこのPIXIV並に有名な
CG紹介サイトがあったのでそこを介してサイトに辿り着くという
パターンがかなり多かったです。
特にCG定点観測は毎日更新という狂気的なサイトでした。
(実は今でも水月の雪さんの誕生日には更新している)
ざっと思い出してみた限り書き出してみましたがいかがでしたでしょうか
今ではネットもすっかり幅広くなってしまい個人サイトの意義もなくなり
CGもPIXIVという大手会社の存在で一挙にまとめられてしまいましたが
それでも個人サイトが輝いて名を馳せていた時代があった
という事実だけは出来れば心の片隅に置いておいて欲しいです。